ニュースを見ていると
「交渉が行われました。」
と流れてきます。

 

どんなやりとりが行われたのか、
気になりますか?

 

でも、具体的なやりとりは
出てこないですよね?

 

もし、やりとりの内容がわかったら、
こんなときはこう言えば
話がスムーズに進むのか!
と勉強になりそうですけどね~

 

 

交渉は、そのときの
お互いの状況や関係性の中で
行われます。

 

交渉に成功したからといって、
そのやりとりについて、
ぺらぺらと話してしまっては、
信頼関係を失います。

 

交渉は準備が大事と言われますが、
交渉後の関係も大事です!!

 

例えば、あなたが、
賃貸物件の家賃交渉に成功して、
1万円割り引いてもらったとします。

 

それを、お隣さんにうっかり
「こう言って、1万円値引きしてもらったんですよ~」
なんて言ってはいけませんね!

 

それを聞いたお隣さん、
それ以上の家賃を払っていたら、
気分良くありません。

 

それ以下の家賃だったら、
なにも言わないでしょうけれど。。。

 

「隣の人から、うちより家賃が1万円安い
と聞きました!うちも引いて下さい!」
とお隣さんがオーナーさんに言ったらどうでしょう?

 

オーナーさんも困ります(>_<)
オーナーさん、2度とあなたには、
値引きしてくれないでしょう。

 

あなたとオーナーさんとの
関係性で成立した内容が、
お隣さんとも成り立つとは限りません。

 

たまたまそのとき、入居者が見つからず、
家賃を下げてでも入居してもらいたい
事情があったのかもしれません。

 

トラブルもなく何年も住んでいて、
今後も住んでもらいたいと思ったから
値引きをしてくれたのかもしれません。

 

同じことを言っても、
同じ結果にはなるとは限りません。

 

交渉は、流れも結果も
そのときそのときで変わります。

 

交渉に成功したら、
うれしくて誰かに話したくなるかもしれませんが、
交渉後に信頼関係を崩さないように
気をつけましょう。

 

ということで、身近な交渉や
ニュースになるような交渉の成功事例を
耳にすることは多くないと思います。

 

ですが、世の中で交渉が
行われていないということではありません。

 

交渉の達人ほど、
交渉後の関係性も
大事にしていることをお忘れなく!

 

メルマガのご登録はこちらから:
愛され交渉術のメールレッスン【女神通信】

LinkedIn にシェア
LINEで送る
[`evernote` not found]