あなたは職場に苦手な人はいますか?

私が以前の職場で
反応が冷たくて苦手だった人に
どう対応したかというお話を
ご紹介します。

 

毎日、書類の確認を依頼する
隣の部の課長さんが
とても素っ気ない方でした。

 

「急ぎの書類なんですが、
早めに見てもらえますか?」
と聞いても、
顔をパソコンに向けたまま、
「そこ置いといて」
とぼそっと応える。

私の質問への答えは、
イエスなのかノーなのか
わからない。

 

しつこく聞くのも、
機嫌を損ねるかもと、
黙って書類を置いてきました。

しばらくすると確認印のある書類が、
私の机の上に戻ってくる。

 

別な日も私が挨拶をして、
「確認お願いします。」
と言っても、
あまり表情を変えず、
ほとんど声を出すこともなく
書類を受け取る。

その態度が冷たく感じ、
苦手だったんですね。

 

その課の人たちや私の上司とは
ふつうに話をしているので、
私が気に入られていないのかな?
とも思いました。

 

対応は冷たいのですが、
仕事は問題なく回っていました。

 

ただ、急ぎのときにやってもらえるのかどうか、
はっきりとした返事をもらえないのは、
不安でした。

 

しばらく苦手意識を感じながら
私も必要以上のことは話さずに
いたのですが、できることなら、
もう少し距離感は
縮めたいと思っていたんですね。

せめて、質問への返事は
もらえるようになりたいなと。

 

そこであるとき、
ちょっと勇気を出して、
その人の余裕がありそうなときに
話かけてみることにしました。

と言っても、
「ゴルフされるんですか?」
など、いきなり雑談をするのは怖いので、
書類の内容に関する質問をしました。

 

そしたら、
冷たくもなく、温かくもなく
答えてくれました。

 

その反応から、
私が気に入らないわけではないと
感じたんですね。

単純ですが、
それで私の苦手意識はなくなりました、笑

 

恐らくその課長さんは、
俗に言う、人見知りタイプの方
だったのでしょう。

よく知らない相手には、
笑顔を見せないし、
自分からは話さない。

それが私には、
素っ気なく冷たく感じたのですね。

私自身も異動してきたばかりで、
緊張もあって気になったのだと思います。

 

それからは、たまに
時間があるときに
質問をするようにしました。

話しかけるというより、
質問という形で
コミュニケーションを増やしたのです。

いつも淡々と質問には答えてくれました。
打ち解けたという感覚はありませんでしたが、
私の苦手意識もなくなったので、
気持ちは楽でした。

 

そのうち、
「急ぎなんです~、お願いします~!」
と私が書類を持って行くと、
「わかったよ。」
と素っ気ない返事は頂けるようになりました。

そして、
「急ぎだって言うから持ってきたよ。」
と私の席まで確認印を押した書類を
持ってきて下さったときはうれしかったです(*^_^*)

 

苦手意識は、
私の思い込みから
きていたようですね。

 

仕事に関する質問は、
話しかけても不審に思われませんし、
相手も答えやすいので、
雑談をしにくい人ともコミュニケーションを
取りやすいです。

 

反応が冷たくて苦手な相手や
あまり話す機会がない人と
距離を縮めたいときは、
仕事の質問をしてみて下さいね。

 

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