これまでは、断れないタイプの方に、
断わり方について書いてきました。

今回は、ハッキリ断わるタイプの方に
書きますね。

 

私は、こちらのタイプでした(~_~;)

「ちょっと手伝って~」と
担当以外の仕事を頼まれたとき、
手伝えるときは手伝ってましたよ(^^♪

 

ですが、自分が忙しくて
余裕のないときは、
「今、手が離せないので
手伝えません!」
とハッキリ断わっていました。

もちろん悪気はなく、
ハッキリ伝えることは
相手のためだと思っていたんです。

 

「あとで手伝うね~」とか
「ちょっと手が離せなくて」という
あいまいな返事では、
あとで来てくれるのかなと相手に
余計な期待をさせてしまうかもしれない。

 

状況をハッキリ伝えるのは、
自分の仕事を速やかに行うために
必要なこと。

 

ただ、その私の言い方は、
相手に冷たく聞こえていたようです。

 

私を良く知る人は、
そういう人と受け止めてくれましたが、
後輩からは怖がられていましたね(~_~;)

 
仕事が遅れるほうが、
迷惑をかけると思っていましたから、
それをさほど気にもしていませんでした、笑
 

ですが、交渉術を学んで、
別な言い方を知りました。
 

相手を温かく受け止めて、
断わる方法があったんですよ~!!
 
そして、この効果がまた
とても大きかったんです。

 
「忙しいのね~~!
手伝ってあげたいんだけど、
私も手が離せないの~」
 

相手を思いやる言葉があると、
断わっても相手の受ける印象が
違うんですね~
 

その結果どうなったか。
 
怖い、近寄りがたいという私の印象は薄れ、
周りの人たちとのコミュニケーションが
スムーズにできるようになりました。
 

今、チームの仕事はどんな状況なのか?
 
滞っているのはどこか?
 
小さなトラブルや課題などの情報が
耳に入ってくるようにもなりました。

 
上司に、
「これはなんで進んでないの?」と
状況を聞かれて、
「注文が遅れて、納期が予定より
遅くなってしまったようです。
次は注文時期の確認も
フォローしたほうが良いですね」など
対応ができるようになったんです!

 
自分のことしか見ていなかったときは、
そういう対応はできませんでした。
 

冷たくハッキリ言う人に
ネガティブ情報は言いたくありません。

 
傷口に塩をすりこまれるのは、
誰だって嫌ですからね。
 

ちょっとした気配りで、
周りの人との関係性がよくなり、
自分も仕事を進めやすくなります(*^_^*)
 

断わることも大事ですが、
できれば温かい断り方をしましょうね。
 

<参考記事>

どんなときでも自分が仕事を断らなければ、すべての人が助かる?

仕事を断わることに後ろめたさを感じるときは?

 

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