前回の記事では、
ソニー生命の調査で働く女性のうち、
管理職になろうと思う女性が約3割。
本当は専業主婦になりたい女性も約3割。
という話を書きました。

 

別な調査で、
「育児期に離職した正社員女性の約6割が、
出産後も働き続けたいと思っていた」
というデータがありましたので、
今回はそちらをテーマに書きますね。

パーソル総合研究所が2019年1月に
ワーキングマザー対象に行った調査です。
https://rc.persol-group.co.jp/news/201906190001.html

その結果によると
育児期に離職した正社員女性への質問で
出産後も働き続けたかったという回答が、
59.3%でした。

 

さらに、辞めた後、
小学生以下の子どもを持つ人の47%が
アルバイト・パートとして
働いているという結果でした!

 

辞めた理由は、
子どもの年齢よって異なり、
子どもが3歳未満では、
「家事育児のサポートが不十分」
の割合が多い。

 

子どもが3~6歳(未就学児)では、
「職場での居場所のなさ」
職場の理解不足や迷惑をかけているので
肩身が狭い。

 

子どもが小学生では、
「子どもへのケア」

が割合が多かったです。

 

多くの女性が、周りの環境に合わせて
自分の働き方変えています。

正社員の働き方では、
仕事と家庭のバランスが取れないと
感じている女性が多いようですね。

 

この調査をさらに見ていくと、
ワークライフバランスがとれていない
ワーキングマザーの約5割が、
上司に仕事量を調整して欲しいとの
希望を伝えていません。

 

ワーキングマザーに限らず、
上司に仕事量の調整の希望を
伝えていない人は多いのではないでしょうか?

 

希望を伝えて、希望どおりになれば、
仕事を続けられる人もいるのでは?

 

「どうせ無理」となにも言わずに
あきらめて辞めてしまうのは、
もったいないですよね~

 

辞める覚悟があるのなら、
まずは希望を伝えてみてほしいです(*^_^*)

 

でも、
「こうしてくれなければ、辞めます!」
といきなり言うのは良くないですね(-_-;)

 

自分の状況を把握し、
希望を明確にして、
相手の状況も考えてから伝えるほうが、
話を聴いてもらえる可能性が高いです。

 

例えば、
小学校高学年の子どもがいて
学校でトラブルがあり、
もう少し家にて、子どもと一緒に
いられればと考えているとします。

 

現在の状況は、
通勤に往復2時間半でフルタイム。
週に数回残業もあり、
そのときは子どもがひとりで
家で留守番をしている。

 

職場はフレックス制ではなく、
時短勤務は小学3年生まで
在宅勤務も実施されていません。

 

会社規定を変えるのは難しそう。
どうせ言っても何も変わらないだろうと
辞める決心をする前に、
話してみてほしいなと思います。

 

自分の上司が話しにくいなら、
まずは話しやすい先輩や同僚にでも。

 

在宅勤務を希望するなら、
こうすれば在宅でできるのではと
具体的な提案もできると良いですね。

 

1回言ってダメだったと
あきらめないでくださいね!

 

もしかしたら、職場でも
働き方改革で在宅勤務導入の
話し合いがはじまっているかもしれません。

 

ほかでも希望があり、
検討しようという流れに
なるかもしれません。

 

私の友人は、
1年半かけて上司を説得し、
在宅勤務を実現しました。

もちろん、その間に、
仕事で実績を出して、
認めてもらえたそうです。

 

会社側にも働く側にも事情があるので、
すべて希望どおりになるとは限りませんが、
まずは希望を伝えてみてほしいなと思います(*^_^*)

 

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