PNA交渉アドバイザーの萩原佐江子です♪

 

先日、三谷幸喜監督の映画「清須会議」が
テレビで放送されていました。
大泉洋さん演ずる豊臣秀吉の見事な立ち回りが
おもしろかったんですよ♪

 

多くの会議は「決定する場」ではなく、
「決定を報告する場(周知する場)」なんですよね~

なので、会議前の準備が大切です!

今回のブログでは、そんなお話を紹介します。

「清須会議」は、安土桃山時代の
織田家の後継ぎを決める重大な会議。

 

秀吉は、会議の前にキーパーソンの
丹羽長秀と池田恒興に
自分の提案を持ちかけます。

 

秀吉の入念な準備で、
見事に自分の提案どおりの結果を得て、
天下統一に向かって行くんですね~~

 

どんなに画期的で良いアイディアでも、
突然、会議の場で提案したら、
受け入れてもらうのは難しいです。

 

会議の場で、意思決定がなされるように見えますが、
会議のときには、出席者はなにを選ぶか
決まっているのです。

つまり、意思決定は準備の段階でなされるもの。

 

社内の会議でも同じように、
できる人は準備しています。

 

展示会に出展するために、関係者が集まって
「なにを出展するか」を話し合う
会議をすることになったとします。

 

自分の出展したいものについて
準備して臨むと思いますが、
このときに説明する資料を作成するのと同時に、
関係者にも話を伺います。

 

例えば、
・上司に出展させてもらえそうか伺う。

・キーマンになる人に協力してもらえるか伺う。

・出展に反対の意見があればその理由を伺い、
その課題を解決できるように動く。

・出展に協力してもらえる人には、
どのくらいの協力が得られるか確認する。

それ以外にも、お客様が興味あるものか、
サンプルは準備できるのか、
カタログはあるのか、
製造ラインも整っているのか、
など、想定できることについて調べておきます。

 

それぞれの同意を得た上で、
会議に臨むのがベストです!!

 

同意を得られない場合は、
対策を考えておきます。
この状態で会議を行えば、
話しはスムーズに進みます。

 

大きな問題がなければ、
見落とし点の指摘がある程度で
参加者に内容を周知し、
スムーズに情報共有ができます。

 

事前の同意が全くないまま、会議の場で、
「そんなのできないよ」
と言われてしまったら、
「じゃあ、誰がやるのか?」
「やらないことにするのか?」
と話しは進まず、長引いてしまいます。

 

誰も何も考えていない状態で
会議を行うと話しは進まず、
共有する情報もなく
無駄な時間になってしまいます。

 

会議は決定を報告する場と意識して、
会議前の準備を大切にしましょう。

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