PNA交渉アドバイザーの萩原佐江子です♪

日本の人事部『人事白書2019』のデータによると
「情報共有ができているか」のアンケートで
「できている」「どちらかというとできている」の回答が、
市況よりも業績の良い企業では、52.2%
市況と同程度の企業では、47.4%
市況より悪い企業では、33.8%
でした。

やはり、情報共有できている企業ほど、
業績が良いんですね~~

どうしたら情報共有できるか?について、
書きますね。


誰にでもできる情報共有のポイントは、
シンプルに考えると2つ。

1.情報がどこにあるか知ること

2.なにを知りたいか把握すること

 

今の時代、社内で様々なデータや報告書が
閲覧できるようになっていたり、
情報共有する仕組みが以前より増えていると思います。

 

ですが、これらをすべて見ていたら、
時間がかかりますよね~~(~_~;)

どこになにがあるか?を知っておくことが大事で、
その内容をすべて読む必要はありません。

 

誰が知っているかを知るのも大事です。
これは、サイトアドレスが公開されていませんから、
人に聞いたり、会議議事録などから情報収集します。

 

A製品の製造に詳しいのは、山田さん。
B社を担当する営業マンは、田中さん。
など。

 

現在の業務のつながりがなくても、
以前同じ部署だった、社内イベントで一緒になった、
同期であるなどがきっかけにつながることもあります。

 

今の仕事で関係なくても、
情報が得られることはあるので、
ご縁は大切に(^_-)-☆

 

また、自分が何を知りたいかを明確にすること、
誰が何を知りたがっているか把握しておくことも大事です。

 

A製品の製造について知りたいと思っていて、
それを知っている相手が目の前にいても、
あなたがそれについて聞きたいと相手が知らなければ、
その話題になりませんよね?

 

大口の取引先とのつながりをがんばっても作れず、
途方に暮れていた営業課長が、
新人営業マンに「僕こんな名刺持ってますよ」と
取引先の名刺を差し出し、「早く言えよ」と
つぶやくCMが以前ありました。

 

そんな事態にもなり得るわけです(-_-;)

 

自分に聞ける相手が1人しかいなかったら、
その人が知らなかったら、それで終わってしまいます。

 

でも、
「A製品については、山田さんが知ってるよ。」
と教えてくれる人がいたら、
山田さんを紹介してもらったり、
山田さんに確認してもらうことができますよね!

 

人のつながりがなくても、
「この間の会議の議事録に、
A製品の製造のことが書いてあったよ。」
と教えてもらえたら、必要な情報は
得られるかもしれません。

 

日頃から、
そんなコミュニケーションを取れる環境を作っておけば、
必要な情報が必要なときに得られます。

 

役職者や責任者、リーダーだからやるのではなく、
チームや組織の人たちみんなが、そういう意識を持てば、
チームや組織の仕事効率が上がりますよね!

 

情報過多の時代、
すべての情報を自分の頭の中に
入れようとすると大変です。

 

1.情報がどこにあるか知り、
2.なにを知りたいか把握する
を意識して、必要な情報を必要なときに得て、
仕事効率を上げましょう♪

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