PNA交渉アドバイザーの萩原佐江子です♪

 

NHKの朝ドラ「スカーレット」を観ていたら、
まさに交渉の基本姿勢『Warm&Tough』のシーンが
ありましたので、紹介しますね!

ネタバレになるので、10/16の放送を
録画している方は観てから読んで下さいね。

 

これまでもこちらのブログで紹介している
交渉の基本姿勢Warm&Tough(ウォームアンドタフ)は、
「人には温かく、条件には粘り強く」
ということなんです。

 

つい人は、温かくすると甘くなり、
粘り強くいると冷たくなりがちです。

 

ですが、理想は、
「人には温かく、条件には粘り強く」
なんです(*^^*)

 

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ドラマで、主人公の貴美子は、
下宿の女中として雇われますが、
元女中の大久保さんに
若すぎると断わられます。

 

落ち込んだ貴美子は、
地元に帰ろうと弱気になっていましたが、
母からの手紙に励まされ、
翌朝、雇ってほしいと話をするんです。

 

ここが、見事なWarm&Toughでした!!

 

断った大久保さんに対し、
「あなたはひどい。」
と冷たいことを言いません。

 

そんなことをしたら、
間違いなく追い出されますね(~_~;)

 

また、
「私はここで働きたい!」
「絶対出て行きません!」
とただ一方的に粘り強くいることもしません。

 

聞く耳を持ってもらえなければ、
「しぶとい」とは思われても
受け入れてはもらえないでしょう。

 

貴美子は、まず、温かく話します。

「大久保さんのこれまでやってきたことは、
素晴らしい!」

「誰にでもできることだと言うけれど、
大久保さんにだからできること!」

ここで、大久保さんの心が揺れます。

 

そして、
「だから、私はいつか
あなたにしかできないと
言われるようになりたい。」
と粘り強く伝えます。

 

その言葉に、下宿人たちも応援。

 

しぶしぶな様子ではありますが、
大久保さんも貴美子を受け入れるんですよ~

 

私も思わず貴美子を応援したくなりました。

相手の固い信念を動かすのは、
温かい心なんですね~

 

表情は変わらなくても、
心の奥では温かい言葉に
反応してしまうのでしょうね。

 

はっきりきっぱり断わられても
ここぞというときに簡単には諦めない。

 

道を切り開いていく人は、
そうやって前に進んで行くんだなと
思いました。

 

人の心を動かし、
協力者を得て前に進みたいときは、
Warm&Toughを実践してみてくださいね!

 

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