愛され交渉術の平原由美です♪

皆さんの周りには、
「あの人は本当に温かい」
と感じる人はいますか?

温かさは「言葉」なのでしょうか?

態度やしぐさなのでしょか?

今回は、温かさの伝え方について
考えてみたいと思います!

〜☆〜

交渉術のセミナーでは、
相手に対して
どれだけ温かく対応できるか?

これを追求していきます。

相手が誰であろうと、
無条件で温かく接することは、
そう簡単ではないはず。

ですが、中には

「私はいつでも
温かい対応ができますから!」

と言い張る人もいます。

そう言っている言葉が
あまり温かくない感じ・・・

と思うのは私だけでしょうか?^^;

〜☆〜

確かに、職場によっては、
日々の接客業務や
取引先との連絡の際に
伝え方を指示する
マニュアルがあったりします。

それを覚えてしまえば、
きちんとした対応ができていると
錯覚しやすいものです。

確かにきちんとしていて、
丁寧な対応かもしれません・・・

でも、丁寧=温かい
とは限りませんよね?

〜☆〜

皆さんは、お店の人の
マニュアル通りの対応に
ムカついたり、イライラした
経験はないですか?

私はあります!

大勢の親戚が我が家に
わいわいと集まっていた日です。

私が(一人で)
大量のハンバーガーを買いに
近くのファーストフード店に行きました。

(一人で)
カウンターに行くと、
にこやかな店員さんが
「いらしゃいませ!」と。

そして私は、
「ハンバーガー10個ください」
と言いました。

その店員さんは、
(おそらくマニュアル通りに)

「店内でお召し上がりですか?」

と聞くのです!!

カウンター越しには、
私しかいませんし、
飲み物など頼んでいません!

私のことを
ちゃんと見てくれているなら、
私が一人で、飲み物もなく、
ハンバーガー10個食べると思います?

笑顔で問いかけてくれていますが、
私は失礼なことを言われた気分!

ずいぶんと昔の話ですが、
あの時の不愉快な思いは、
なかなか忘れられません。

〜☆〜

交渉術の講座では、
もちろん、親切丁寧な
言葉の選び方を指導します。

でも、その言葉があれば
温かさが伝わるというわけではない。

本当の温かさは心から発信するもの!

ちゃんと相手を見てあげて、
状況を正しく理解したうえで
言葉を選ぶこと。

大事なことなので、
繰り返しますね(^^)

1.見て

2.理解して

3.言葉を選ぶ

相手のおかれた状況を見ずに
よく分かっていないままでは、
どんなに親切な思いやりがある
言葉を選んでも、
残念な結果になってしまいます。

「せっかく優しくしてあげたのに!」

「せっかく褒めてあげたのに!」

と、相手の反応がいまいちな時は、
もしかしたら
相手の感謝が足りないのではなく、
あなたの温かさが足りなかったのかも!

〜☆〜

先日、講師向けのセミナーで、
「愛される講師の話し方」
をテーマにお話しました。

参加者に
「どんな講師が好きですか?」
と聞くと

「温かい人」
「優しい人」
「受講者の期待に応える人」

という意見が出ました。

温かさを発信する講師は、
自分が何を伝えたいか?ではなく、
受講者が何を聞きたいか?
で講義内容を決めるのです。

これを練習するために、
講座の最後に(!)全員に
自己紹介をしてもらいました。

自分が何を伝えたいか?
ではなく、
ここにいる人たちは、
私から何を聞きたいか?
を基準に話す内容を決めてもらいました。

その結果、皆さんの感想は?

「楽しかった!」
「分かりやすかった!」
「話しやすかった!」
「こんなに一生懸命に
聞いてもらえて嬉しかった!」

でした!(^^)v

〜☆〜

温かさとは、
言葉に愛情を乗せて届けること。

なのですね♪

そのためにも、
言葉の内容は、ぜひ
受け取る人のために選びましょう。

そして、その人に対する
愛情を乗せて届けてくださいね!

 

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