愛され交渉術の平原由美です♪
習慣の専門家、佐藤伝先生の新刊
『チベット密教命がホッとする生き方』に
「戦わないのがいちばん強いよ」
というタイトルの章があります。
ここには、
例え意見が合わなくても、
他人によって困った状況になっても、
対立する必要はないと書かれています。
対立するのではなく、
「一体化」
つまり、相手と仲間になること。
同じチーム、同じ家族であること。
それを忘れないことで問題解決が
楽になると書かれています。
本当にその通りです。
愛され交渉術の根底にある
考え方も、この「戦わない」という姿勢です。
〜☆〜
とはいえ、
世の中には、
あまり親切でない人もいれば、
悪意が無くても自分のことだけ考える人、
考えがあっても伝わってこない人もいます。
どうしても、一方的に聞こえる相手の言葉に
カチン!と角が立ったり、
ガーン!とショックを受けたり、
ひどい!と、悲しくなったり。
そういうこともありますよね?
そんな時には、
喧嘩を覚悟で言い返すか、
黙って泣き寝入りか、
そんな選択肢しか思いつかなかったり!
そんな時、戦わない人は、
どんな伝え方をするのでしょうか?
〜☆〜
答えは、
その内容、その相手との関係、
いろいろな要素に応じて変わってきます。
ここでは、
こんな事例で解説してみますね。
〜☆〜
土曜日に親友の結婚披露宴があります。
仲間で余興の出し物を一か月も練習して、
とても楽しみにしていました。
そんな時に上司から
海外出張の同行を頼まれました。
しかも、金曜日から1週間!
土曜日の結婚披露宴はどうなるの?
***
下手に
「親友の結婚披露宴があるので、
できれば出張したくないです」
なんて言ったら、
やる気がない人のように思われますね。
けど、何も言えずに出張したら
友達から怒られそうですね!
〜☆〜
では、戦わないように事情を伝える方法は?
例えば、
「ありがとうございます!
初めて海外出張のお話をいただき光栄です!
つきまして、一つだけ課題があります。
20年間お世話になった先輩の結婚披露宴が
土曜日で、運営の一員として役割を担っています。
今の時点で欠席となりますと
多くの方に迷惑をかけてしまいます。
これについては、
どうしたらよろしいでしょうか?」
という伝え方は、いかがでしょうか?
少なくても
「えー!!困ります!!」
とか
「ダメです!無理です!」
という言い方よりは無難でしょう?
感謝して、前向きなやる気をみせる。
そして問題点は客観的に伝える。
さらに、結論は自分から決めつけず、
相手と一緒に考える姿勢を見せるのです!
そうすれば、
「じゃあ、今回は別の人に頼むよ」とか
「それなら日曜日出発でいいから
月曜日の朝には現場入りしてくれ」などと
方法を一緒に考えてくれるのでは?
〜☆〜
同じことを伝えるにしても、
相手の心に染み込む愛情で言葉を
ぜひ選んでみてくださいね。
「戦わない強さ」
を実践できるようになります。
あんな時、こんな時に役に立つ!
日常の中で実践できる
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