どんなふうに話そうかと、
言葉や流れを考えて、
根拠となるデータも集めて
一生懸命準備をして話したのに、
なんだか他人事のようにしか
聞いてもらえない。

そんなことはありませんか?

 

私はそういうことが多々ありました(~_~;)

上司に提案するとき、
家族に要望を伝えるとき、
お店の人にクレームを言うときなど
いろいろなシーンでありえますね。

 

実は、一生懸命準備しているときほど、
気をつけたいことがあるんです。
今回はそのお話をご紹介しますね。

 

私は会社員のとき、
上司に提案を聞いてもらいたいと
自分なりに本を読んで考えたんです(^.^)

「要点をまとめて伝える。」
「グラフや表を入れる。」
「数値で表す。」

わかりやすく工夫して資料を作り、
説明する順番も考えて
上司に伝わるようにがんばりました。

 

上司が私の提案に興味を持ち、
「具体的な話を聞かせてくれる?」と
話が先に進むことを期待していました。

でも、そう上手くいくことは多くありませんでした!

はじめは私の話がわかりにくいのかと
思っていたんですけどね~、、、

 

そうではなかったです!!

 
交渉術を学んで、
話のわかりやすさとは別なところに
原因があることに気がつきました(~_~;)

 

それは何かと言うと、
話をしても快く受け入れてもらえないのは、
『いきなり、単刀直入に言っていたから!!』
だったんです~~~

 

気になっている人に、
いきなり好きです!!
と告白するような感じですね、笑

愛の告白なら、
相手も喜んでくれる可能性が
ありますが・・・

 

「こうしませんか?」や
「こうしてほしい!」という
提案や要望をいきなり言われたら、
ちょっと嫌ですよね?

「そこのドア開けて下さい!」とか
「コピーして下さい!」など
簡単なお願いだったとしても
抵抗を感じますよね、笑

「今、お手伝いして頂けますか?」
という前置きが一言あれば、
快く引き受けられるのに!

 

「課長!提案を聞いていただけますか!!」
と準備した資料を広げ、熱く語り出す私は、
獲物に飛びかかる鷹のようだったでしょう、笑

 

仕事に熱い人だとは思ったかもしれませんが、
話に乗ってはもらえませんでした。

 

伝えたい思いがあるときほど、
一呼吸置くのが大事だったんですね!!

 

「課長、お時間よろしいですか?
例の件、話は進んでいますか?」
と最初に相手の状況を伺う。

 

話を聞き、状況を把握してから、
「私の提案聞いていただけますか?」
と説明する。

 

そうするようにしたら、
「そうするにはなにが必要なの?」とか
「誰に話をすればできそう?」と
提案に耳を傾けてもらえるようになりました。

 

一生懸命準備したのに、
聞いてもらえなかったら残念ですからね。

 

準備万全のときは特に、
一呼吸おいて
相手の状況を伺いましょうね~

 

言いたいことがあると、
私はつい熱くなってしまうので、
今も気をつけています(^.^)

 
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