まだ言葉を話せない子どもは、
言葉以外でメッセージを伝えます。
ですが、言葉がわかるようになったら、
「ちゃんと口で言いなさい!」なんて言われて、
言葉で伝えることを学んでいきますよね。
先日、読んだ本に
「ほとんどの伝え方の本が言い方、
つまり言語コミュニケーションに関したもの。
でも実は、非言語コミュニケーションで
伝わる部分も大きい。」
とありました。
非言語コミュニケーションには、
声の抑揚や話す早さなどのパラ言語と言われるもの、
顔の表情、視線、ジェスチャー、姿勢などの身体動作、
お互いの物理的な距離、洋服やお化粧からの印象、
さらには、部屋のインテリアなどの環境
など様々なものがあります。
たしかに、どんな言葉で伝えるかを
考えることはよくあります。
ですが、非言語の部分への意識は
言葉ほどしてないなと私は感じました。
非言語コミュニケーションも意識すれば、
よりスムーズに伝わるかも!
と思っていたところ、それを試す機会がありました。
今回はそのお話をご紹介しますね(^.^)
~☆~
2月の3連休の中日に、
家族で日帰りスキーに行きました。
3連休中日とあってスキー場は大混雑。
夫はまだ小さい下の子を連れて
車でスキー場近くの水族館へ行き、
お昼過ぎに迎えに来てもらうことにしました。
ところが、その間にスキー場の駐車場が
満車になり、車は渋滞。
私たちのいるところまで、
迎えに来られなくなりました。
私たちが運良く見つけたシャトルバスで、
車の近くまで移動してみると、
あまりの混雑に駐車場係のおじさんたちは、
てんてこまいでした。
車にいる夫が、私たちを見つけ、
「あの人たちの迎えなので、
道路脇のスペースで車をUターンさせたい。」
と係のおじさんに伝えたのですが、
うまく伝わらず、車を誘導してもらえませんでした。
それを見て、夫の要望が係のおじさんには
理解されていないと思った私は、
ふと非言語コミュニケーションのことを思い出しました!!
私は大きく手を振りながら、
車に向かって数メートル歩きました。
その車に乗りたいというアピールです。
それを見た係のおじさんは、
状況を理解してくれて、
道路脇のスペースに車を誘導してくれました!
~☆~
ジェスチャーで要望が伝わりました!
予想外の状況が起こると
言葉で伝えてもすぐに理解できないことがあります。
そうなると、なんで理解してくれないの!?
とお互いに険悪なムードになったりしますね。
そんなときこそ、非言語で伝えられるかな?
と考えて行動してみると、
案外すんなり伝わるかもしれません。
パントマイムを見て、
非言語コミュニケーションの研究をしてみようかしら、笑
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