交渉では感情を抑えたほうが良いと
思いますか?

感情を抑えること、
感情のコントロールなどが
話題になる世の中。

正しい情報を選ばないと
感情が悪いものと誤解しそうです。

実は、無理に感情を抑えると
思考力が低下する
ということをご存知ですか?

そうなんです。

脳科学によると、
感情の処理ができない脳は、
状況把握と意思決定の
能力も劣ると言われています。

交渉の分野の調査では、
感情を抑制する人は
交渉で良い結果を出せないそうです。

特に「怒り」という感情は、
表現せずに抑え込むことで
思考力が大幅に低下するとか!

んー、怒りは
出しても出さなくても怖いですねー!


怒りの感情をどう表現するか?

 
カウンセリングでは
「リフレーミング」
という手法がありますが、

(リフレーミング=
物事を違う視点から見る、
違う意味を関連付ける)

コミュニケーションでは、
似たような手法で
「リアプレイザル」
という手法があります。

自分が感じている感情の
意味を冷静に考えて、
違う感情に置き換える手法です。

例えば、

「値下げしてくれないと
他の業者を探します!」

と威嚇(いかく)する
顧客に対して怒りを感じたら、

頭にきて言い返すのではなく、
一旦よくよく考えてみます。

(私を怒らせるような発言を
するとは、どういうこと?
相当な危機感やプレッシャーが
あるに違いない。
ここは私が落ち着いて、
よく話を聞いてみよう)

という具合に、違う気持ちに
切り替える手法です。


家庭ではどう表現すれば良い?

 
もう一つ、家庭の事例で
説明してみますね。

例えば、
「勉強したくない」と言う
子供に対してイライラした時

怒りに任せて叱るのではなく、
その怒りの意味を考えてみます。

(私って、子供の勉強が
相当気になっている?)

(自分が危機感を感じている?)

そして、そこに新たな感情を
結び付けてみるのです。

(子供を支えたい願望)

(母親としての不安)

そうすることで、
感情任せで堂々巡りせずに、
子供に対して少し違う対応が
できるかもしれません(^^)


感情が沸くのはなぜ?

 
私たちの感情は、
自己防衛のためにあります。

必ず何かを伝えようと
してくれているので、
無視したり、
無理にふたを閉めてはいけません。

思考が停止してしまうので、
冷静になろうという意図でも
真逆の結果になってしまいます!

イライラや怒りなど
強い感情が沸いてきた時は、
早まった発言をする前に
一呼吸入れて
自分の感情を認めて、
その意味を考えてみて!

 

「怒らないで!」

「怒ってないわよ!!」

というようなやりとりが
よくあるように、

ネガティブな感情は
認めることすら難しいかも。

でも、まずは認めましょう。
(自分の中だけでも)

認めないと、
本当に溜まりますし、
解消できませんので(−−;)


私たちの感情は、
私たちを助けてくれるために
沸いてきます♪

誰かとの何かがしっくり
かみ合っていない
という合図です(^^)

「よしよし、分かったよ。
教えてくれてありがとう!」

という気持ちになって
受けとめてみてくださいね。

それだけでも、
気持ちが楽になるかもしれません(^^)

 

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