本当でしょうか?嘘でしょうか?
「強い交渉者は、
相手が提示した条件をそのままOKしない。」
嘘です!
もし1万円相当のものを
心優しい営業マンが
「8千円でいいですよ」
と言ってくれたら、さらに叩きますか?
とんでもない。
その時、手持ちが6千円しかないなら、
「6千円になりませんか?」と
泣きすがるのは、ありだと思いますが。(笑)
ただし、相手が提示した金額を
そのままOKした後に
「あれで良かったのかな~?
もっと頑張ってもらったほうが良かったのかな~?」
と、ちょっと気になるようでしたら、
その結果に100%満足していない証拠。
どんなにフェアな条件を出されても、
100%満足していない自分がいるなら、
準備が足りなかったということになります!
不満が残らないために準備をする
では、どんな準備をするのか?
道端でフルーツを売っている人がいたとします。
美味しそうな産地直送のメロンがあります。
え?そんな時、準備できるの?
そんな時は、頭の中で素早く考えましょう。
(ふむふむ、大玉だから、
スーパーでは、500円~700円かな。
美味しそうだから1000円してもおかしくない。
でも700円以上払うなら
スーパーで買ったほうが安心。
600円ぐらいなら買ってみてもいいかも?
500円だったら、お得感がある!)
という感じで、
相場と自分の価値観を目安に目標を決めます。
⇒ 500円~600円なら買う!
自分の価値観で、目標を決めておく
ちなみに、目標設定に「正解」はないです。
相場を知っておくことは大事ですが、
相場は、あくまでも目安です。
最終的には自分の価値観で決めます♪
そこで、販売員に「いくらですか?」と質問します。
もしも、こんな答えが返ってきたら?
「一玉500円でいかがでしょうか?」
(^0^)!!
もちろん、迷いなく「買います!」と答えてOK♪
自分で「お得」と決めた条件が出されたのですから!
そこで疑問が湧く人もいるかも?
「はて?こんなにすんなり
安い金額を言うってことは、
美味しくないのかな~???」
そんな疑問が湧くなら、率直に聞いてみて
相手の反応を見ましょう。
「なんでそんなに安いの?新鮮じゃないの?」
*この時、恐い顔をしないでね。
いつでも笑顔です☆
質問しながら、相手の顔を良く観察しましょう。
言葉より表情のほうが正直ですから。
「いや、新鮮ですよ!」
と言いながら、頭を掻いたり、赤面したり、
もじもじするようなら、嘘かもです。
まあ、ここでは
怪しそうではなかったと想定して。。。
感情アピールで、もっと得する方法!?
「買う!」と決めたその時は、
せっかくなので、感情アピールを付け加えると、
もっと良いことがあるかも?
「えっ、500円?安い~!
こんなに大きくて、美味しそうなメロンが500円?
今日は、ラッキーかも!」
相手は、嬉しくなりますよねー。
もしかしたら。。。
「よかったら、こちらの桃も、一つおまけしますよ!」
な~んちゃってね(*^^*)
でも、わかりませんよ~。
あり得る、あり得る!
その時、桃の4こパックまで
買ってあげる義理は全くありませんからね。(笑)
私だったら、
狙っていた金額が
向こうからすんなり出たならば、
とっておきの笑顔でこんなことを言ってみるかも?
「一つ500円ですか!もしかして、
2つ買ったら、もうちょっと安くなったり?」
「ダメ」と言われたら、テヘヘ~って感じで、
「そうですよね~!(^0^;)」 と、ごまかします♪
いつでも、可能性はありますからね(笑)
交渉の準備は、成功への近道です!
交渉の準備って、いろいろです。
大事なビジネス交渉なら、
半年、一年かけることもあります。
でも、とっさの出来事に対して
その場で、頭の中で準備することもありです!
準備にかける時間と労力は、
その交渉事の重要さによって決まります。
どんな準備でも、準備さえしておけば、
「あれで良かったのかな~?」
と悩むこともなくなります。
目的は、自分の満足と、相手の満足。
同時に、信頼関係を深めることができれば、
交渉は大成功です!