自分のために何かを頼むって難しい?
セミナーで、
「皆さん、頼みごとは、しにくいですか?」
と質問したことがあります。
その時は、ほぼ全員が「はい」と答えました。
そうなんですよねー。でもなぜでしょう?
女性と男性は違う生きもの
女性には、母性本能があります。
だから女性は、
誰かを守り育てることに生き甲斐を感じるのですね。
さらに、女性特有の脳の構造があります。
これによって、自分の感情だけでなく、
他人の感情まで察して、敏感に反応します。
さらに、さらに、そこには
女性ホルモンの影響が重なります。
女性ホルモンは、
自分のニーズを後回しにしてでも、
周囲の人(特に家族)を優先したい
と思わせるホルモンです!
*本当に優先したかったかどうかは、
閉経後にやっとわかるそうですよ(笑)!
さらに、さらに、さらに!
10代から50代までの男性には、
テストステロンという男性ホルモンがつきもの。
それがなんと!
男性たちに無条件で「自分は偉い、優秀だ!」と
錯覚させるそうです!!
女性の体には、ごく少量しかない男性ホルモンが、
男性と女性の「自信」の差を作ってしまうのです!
女性を取り囲む偏見
と、こういう事情を世間は
はっきりとではなく、潜在的に分かっています。
だから、なぜだか分からないけど、
自分のために「〇〇をください」とか、
「〇〇してよ!」とストレートに頼む女性は好かれません。
女性は自分を優先しない、
周りに気を遣う、という考え方が常識化して、
「私、私!」と主張する女性は
「協調性が足りない」
「女性らしくない」
と思われがちなのですね~(-0-)
じゃあ、私たちは、どのように頼めばよいの??
そこで、頼んでも愛される女性の「み・か・た」
という3つの方法を覚えておきましょう!
「み」=みんなのため
「か」=関係のため
「た」=大切な人のため
多分、皆さんも何気なく使っていると思いますが、
改めて意識してみてください。
では、どういうことか、事例で紹介します♪
「み」=みんなのため
自分が早く帰りたい時・・・
×「あ~も~早く帰りた~い!!」
〇「皆さん、お時間大丈夫ですか?
あまり長時間だと疲れますよね?
そろそろ仕上げて帰りませんか?」
「か」=関係のため
先輩にもっと手伝ってもらいたい時・・・
×「先輩!分からないから手伝ってください!」
〇「先輩にご迷惑かけないように、
一人でできるようになりたいです!
なので、今回は一緒にやっていただけますか?」
「た」=大切な人のため
取引先に無理をお願いする時・・・
×「この条件でお願いします!」
〇「本当に心苦しい限りですが、
上司がどうしてもこの条件にこだわるのです」
「た」は、うちの交渉上手な娘も良く使いますよ。
娘は、オムライスが大好物。
でも、夫も卵料理は好きなので、こんなやり取りがよいあります。。。
私「夕飯、何にしようかな?」
娘「オムライスが良いんじゃない?パパが喜びそう!」
私「あなたが食べたいからでしょ?」
娘「てへへ~♪」
そうそう、下心見え見えでもいいんです!
それでも「私、私!」というより、
「皆様のために~」と言うほうが断然愛されますから♪♪
自分の望みを叶えたいとき、
ちょっと言葉に工夫を加えて、
“誰かのため”を含めた表現で求めてみてください。
より通りが良いうえ、
母性や女性ホルモンに邪魔されず、
抵抗なく言えると思います!(⋆^^⋆)
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