PNA交渉アドバイザーの萩原佐江子です♪
今回は、交渉術ベースの
コミュニケーションを学ぶ意味について書きますね。
交渉は、
うまいことを言ったり、スキを狙って
相手から奪うことではありません。
そんなことをしたら、
相手との関係性は悪くなりますよね。
SNSが発達した今、
相手との関係性の悪化は、
周囲との関係性にも影響する可能性があります。
愛され交渉術の基本スタンスは、
相手の喜ぶ、自分のできることをする。
これができると、お互いが喜ぶ結果を得られます。
自分の周りにいる人たちが、
そういう人たちばかりだったら、
過ごしやすくなりそうですよね?
以前、仕事で自社製品に関する市場や、
取引先の動き、ライバル会社の動き、
社会情勢などを調べることがありました。
上司からは、社内会議で使う資料として
調べるように言われていました。
この資料、もっと多くの人の
役に立ちそうだな~と思ったんです。
調べた取引先を担当する営業さんは、
取引先がどこの国で売り上げを伸ばしているとか、
どこに新しい工場を建てたなどの情報は
役に立つのでは?
製造の原材料管理の担当者には、
為替や原材料相場の動に関した情報が
役に立つのでは?
必要そうな人に情報をシェアしたところ、
喜んでもらえました(*^^*)
喜んでもらえてうれしいだけでなく、
私も知りたい現場の事情を伺うことができたんです!
会議資料はそれまでより早く作れるようになりましたし、
上司からの質問にも答えられるようになりました。
情報はすでに調べてあるものなので、
それをシェアすることは私にとって
大きな負担ではありません。
相手も同様に、持っている情報や事情を
シェアすることは大きな負担ではないのです。
でも、その結果はお互いが助かる!!
お互いができる範囲の労力で、
お互いにプラスの結果を得られる。
自分にできることで、
誰かの役に立つことはないかな?
そんな視点を持って行動すると、
同じように行動する人が周りに増えて、
お互いが求める結果を得やすい環境になっていくんですね。
そんな輪が広がると良いな~と思っています。