日常生活でも仕事でも
Noと言われそうなことを頼むのは
抵抗ありませんか?
PNA交渉アドバイザーの萩原佐江子です♪
以前の私はありました。
相手が家族でも。
例えば、夫や子どもに
「出掛けにゴミ捨てといてくれる?」
「洗濯物を干しておいてくれる?」
と頼むのも、
「ヤダー」と言われそうな雰囲気のときは
聞かずに自分でやっていました。
「ヤダー」と言われるのが、
自分を否定されたように感じて
嫌だったんですよね。
自分でやれば否定はされないので、
そのほうが楽だと思っていたんです。
でも、「交渉はNoと言われてからはじまる」
と聞いてから、その気持ちが変わりました。
人の気持ちや考えは変わるもの。
はじめは全くやる気のなかった人も
関わり方次第で、
やる気になってくれることもあるんです!
ということは、最初のNoは、
相手のその瞬間の気持ちだと
思えるようになったのです。
『今の相手の気持ちを確認する』と考えたら、
無理かな~と感じることでも気軽に聞けませんか?
私 (急いでそうな夫に)「ゴミ捨てといてくれる?」
夫 「ちょっと、いけない。」
私 「急いでるの?」
夫 「今日は時間ないんだ。」
私 「じゃあ、私が捨てるから良いわ」
相手の状況がわかれば、
自分で捨てることになっても
「なんでゴミくらい捨ててくれないのよ!!」
とは思いません。
これが、急いでいる夫を見て、
どうせ頼んでも断わられるだろうと
小さな不満を抱えたまま、
黙って自分で捨てていると
「いつも私ばかりゴミを捨ててる!!」
と喧嘩したときに言ったりするんですよ(~_~;)
心が狭いですね・・・^^;
気軽に聞くことのメリットは、
ほかにもあります。
聞いたことによって、
相手が「できるかな?」と
考えてくれること。
ゴミ捨ての話なら、
「全部は無理だけど、2つだけ持ってくよ」
「明日はオレが捨てるよ。」
と返ってくることもあります。
こう言ってもらえたら、うれしいですよね?
当然ながら、言わずにいたら
その返事はないでしょう。
気軽に聞いてみたほうが、
ストレスも溜まらず、
結果的に良いことが多いです。
お店で買い物するとき、
店頭にはひとつしか並んでいなくても、
「違う色はありますか?」
「もうひとつ大きいサイズはありますか?」
と聞くと、奥から出てくることがありますよね~
「そこにあるものしかありません。」
「ご希望に沿えません。」
と言われても、確認できて良かった♪
と思えば良いんです(^^♪
身近な日常の頼み事、
ダメ元で気軽に聞いてみて下さいね(*^^*)