PNA交渉アドバイザーの萩原佐江子です♪

先週はお盆で帰省された方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

私も家族で帰省、と言っても県内ですが、
埼玉県立「さきたま史跡の博物館」に
子どもたちと行ってきました。

そこで、楽しんで話している姿に、
聞く人は関心を持つという体験をしたので、
そのお話をシェアしますね。

私は、ミイラや古墳など
ミステリアスなものが好きなのですが、
歴史の話ってちょっと難しいですよね。

 

展示品の横に難しい解説文だけでは、
興味が沸かないこともあります。

 

そんなときは、記憶にも残りませんし、
また来ようとか、調べてみようなど
行動することもありません。

 

その博物館に行ったとき、
ちょうどボランティア解説員による説明を
していたので聞くことにしました。

 

解説して下さったのは、70代くらいの男性。
この方の説明がおもしろかったんですよ~

 

ジョークを入れたり、話術に長けている
というのではなく、
楽しそうに話す姿から遺跡が好きなことが、
伝わってくるんです。

 

「さきたま古墳群には、
40くらいの古墳があったのですが、
戦争のときに食糧確保のために
田んぼにしてしまったんです。」

 

「稲荷山古墳には、稲荷神社があって、
神社を壊すのは罰が当たるというので、
田んぼにならずに遺りました。」

 

「戦後発掘調査で出土した副葬品が、
歴史的価値が高いものとわかり、
国宝になったんですよ。」

 

私の心の声
(いや~、全部田んぼにならなくて
良かったですね!)

 

「現在も稲荷山古墳には
もう一体埋葬されているのではと
言われているんです。
でも、事情があるみたいで
調査は進んでいないんです。」

 

「私の生きているうちにそれが発掘されて
大きなニュースになって、
さきたま古墳群が盛り上がったらいいなと
思っているんです。」

 

私の心の声
(本当にそうなったら良いですね~~)

 

聴いている人に、
とにかく関心を持ってもらおうと
質問をしたり、笑いをとったりはしないのです。

 

丁寧な話し方に、その方の楽しさが伝わってきて、
聞いているうちに私も興味が沸き、
さらに詳しく知りたくなりました(*^^*)

またゆっくり見にこようと思いました~~

 

これが、教科書にあるような
年号と解説を淡々と話されたら、
興味も沸かなかったと思います。

 

 

それで思い出したのが、
仕事で事業部の来期の計画を
立てるときのこと。

 

「このくらいなら現実的だね」
とこれまでの流れから立てた計画は、
根拠あるデータがあっても
取締役からのOKが出ないことが多かったなと。

 

突飛すぎてもダメですが、
現実から離れ過ぎない範囲で
「これならうまくいきますよ!」と
感じさせるものを求められていました。

 

振り返ってみると、
単に数字で示される根拠だけでなく、
関わる人の興味ややる気も
重視されていた気がします。

 

会社員時代は、
仕事を好きとかおもしろいとか言ってられない、
興味や関心より根拠やデータのほうが説得力があると
思っていましたけどね(-_-;)

 

根拠だけでなく、
「こうしてみたらうまくいきそう!」
「こうしてみたい!」という
自分の興味を楽しく伝えられると
上司やチーム、役職者にも
応援してもらえそうですね~♪

 

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