厚生労働省のH30の雇用動向調査結果の
女性の離職理由の多いもののひとつが、
「人間関係が好ましくなかったから」
でした。

 

今回は、仕事を辞めたくなるほど
人間関係が悪くなる前におすすめしたいお話です。

女性の離職理由の割合を
全体で100としたとき、
人間関係は4番目でした。

 

割合の多い順に
その他の理由 25.5
定年・契約期間の満了 14.8
労働条件の悪さ 13.4
人間関係が好ましくなかった 11.8
低収入 8.8
仕事に興味が持てない 5.5
会社都合 4.7
能力を生かせなかった 4.3
会社の将来が不安 4.0
結婚 2.6
出産・育児 1.3
介護・看護 1.2

 

毎日のように関わる人との
人間関係が好ましくないのは
辛いですよね。

 

自分が仕事の依頼をしても
なかなかやってくれない。

自分の話は聞いてくれない。

嫌われている、
避けられているような気がする。

 

「避けられているのでは?」と気になると、
起こった出来事を「避けられている」理由に
つなげてしまいがち。

 

挨拶したのに無視された。

会議での発言を否定された。

別な人の要望だけが通っている。

 

そう思うと精神的なストレスですし、
ひどいと体調を崩してしまいます。

 

そうなる前に、おすすめしたいのが、
「相手にお願いしたいことを明確に伝える。」
なんです。

 

例えば、
「この仕事を○日までにしてもらえませんか?」

「お話したいことがあるので、
お時間取って頂けませんか?」

「避けられているように感じるのですが、
なにか私が気に障ることをしていたら
教えて頂けますか?」

 

相手にお願いしたいことを伝えて、
それがお願いどおりにやってもらえたら、
ストレスは減りそうではないですか?

 

仕事の依頼を引き受けてもらえなくても、
ほかの仕事が忙しいという理由であれば、
いつまでにできるかを確認したり、
急いでもらえないか頼めますよね。

 

知らず知らずのうちに
相手の心を傷つけてしまい、
相手もそれを言えずにいる
ということもあるかもしれません。

 

人それぞれ、意見や考え方の違いはあるもの。

考え方が違う人=嫌いな人ではありません。

 

「私はこう思うのよ!」
と直球ストレートに言われると
あまり良い気分ではないですよね~

私も異なる意見を伝えるときは、
特に伝え方に気をつけるようにしています。

 

中には明確に伝えても伝わらない。
性格的に合わないことも(~_~;)
そんなときは、ひとりで抱え込まず、
友達や上司など信頼できる人に相談したり、
カウンセラーなど相談機関を頼ってみる方法もあります。

まずは人間関係で気になるときは、
お願いしたいことを明確に伝えてみてはどうでしょうか?
みなさんは、どう思いますか?

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