交渉術は、人の心を動かす
とっても便利な道具です。
便利なだけに、
愛情をもって使っていただきたい。
その中でも特に愛情が大切な
「威嚇テクニック」をご紹介します^^
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「威嚇」とは何でしょう?
「脅し」という意味もありますが、
英語に訳した「威嚇」は「Threat」
ビジネス用語としては、
市場における不況や競合など、
ビジネスリスクとみなされる要因を
「威嚇」といいます。
「威嚇」は、交渉術の用語でもあり、
列記とした説得法の一つなのです。
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何かをしようとするとき、
何事も多少なりのリスクが伴います。
場合によっては、
このリスクをしっかり把握したうえで
行動しなければとても危険だったりしますね。
交渉では、相手が
好ましくない方向へ向かっているとき、
そこにはリスクがあるということを
知らせてあげることを「威嚇」と言います。
もちろん、その「好ましくない方向」
というのは、あくまでも主観的な見解です。
つまり、人によって感じ方は異なります。
なので、
もう少し寝ていようとする娘に
「今すぐ起きないと遅刻するわよ!」
という威嚇は
あくまでも母親の主観であり、
娘自身は
「あと5分寝ていても遅刻しない!」
という主観をもっていたりします。
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しかし、
デートの日、身支度が遅い娘に
「彼が早く来ちゃうかもよ!」
という威嚇は、
十分に可能なこと!!
かなり効果的な威嚇であると言えます。
娘が気づかずのんびりしていたなら、
忠告してくれた母親に感謝するでしょう!
そして、
「ヤバイ!」
と言いながら、急いで支度するでしょう(^^)
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威嚇も、
愛情をもって使えば相手の
リスクヘッジを助け、
こちらが希望する行動を促します。
ということで、
「威嚇」自体は悪いものではありません。
使う人次第です!
威嚇するならば、
相手のリスクヘッジを助けるつもりで
愛情と優しさをもって使ってくださいね!