新型コロナウイルス感染拡大以降、
働き方や暮らし方に変化があった方も
多いのではないでしょうか?
東洋経済オンラインの、
日本の共働き夫婦の実態に関する記事に、
気になることがありました。
野村総合研究所が5月末に実施した調査によると、
新型コロナウイルス感染拡大以降、
家族で過ごす時間が増えた人は7割。
その中で、配偶者と
今後の働き方や暮らし方を
話し合う時間が増えた人は3割強で、
7割近くは話し合いが増えていなかったそうです。
一緒に過ごす時間があっても
話し合えていない人が多いのは
もったいないなと感じました。
<女性は家事育児の負担が増えた?>
今回、夫婦で在宅勤務をして、
家事育児の負担が増えたと感じる女性も
多かったとあります。
「食事を作るのも
掃除をするのもいつも私。
家にいる時間が長い分、
負担も多い。」
「子どもが休校や登園自粛で
家にいて、日中は勉強をみたり、
相手をしたりと仕事ができない。
睡眠時間を削って仕事して、
寝不足で疲れている。」
それなのに
この状況だから仕方ないと
何も言わず、
ひとりで頑張っていませんか?
何も言わず、
無理をして頑張り続け
ストレスを溜めこむのは危険です。
そうなる前におすすめしたいのが、
夫婦での話し合いです♪
<夫婦の話し合いをはじめるには>
家事育児は自分がやらねばと
がんばって動いていても、
疲れてしまうだけです。
それよりも、疲れないように
ストレスを溜めないように、
夫婦での話し合いにエネルギーを
使ってみませんか。
家事育児の負担を感じる
という例で考えてみましょう。
まず、負担を感じている自分を
客観的に見てみます。
家のことを「やらねば!」と
一番思っているのは、
他ならぬ自分だったりしませんか?
そんな思い込みがないか
振り返ってみましょう。
もし、そこで
「あ~これは私がやりたいんだわ」
と思えたら、ストレスは減りますね?
でも、
「私の負担が多くてちょっとしんどいわ。」
と思ったら、早いうちに
話し合ってみましょう。
もしかしたら、
あなたが負担に感じていることに
気づいていないだけかもしれません。
黙っていたら、伝わりません。
わかってもらうために伝えましょう。
この伝え方が、
大きなポイントなんです!!
<どう伝えたら良いの?>
「なんで私だけがやらなきゃ
いけないのよ!
あなたがやってよ!!」
といきなり攻撃的に言われたら、
たいていの人は
嫌な気分になります。
「別にやれとは言ってない。」
「あなたが勝手にやってるんでしょ。」
と言いたくなります(~_~;)
どんなふうに言えば良いかというと、
温かさを持って伝えます。
例えば、にこやかに
「これから、食後の食器洗いを
担当してくれる?」
と聞いてみましょう♪
これだけで
「ああ、いいよ!」
と快い返事が返ってくることもあります(*^^*)
だったら、黙ってないで
早く伝えたほうが良いですね!!
ではもし、「え~~」と
嫌な顔をされたら?
ここでも、
「なんでよ!!」
と怒り出してしまうと、
「なんでやらなきゃいけないんだよ!」
と反発したくなってしまいます。
なので、怒らず温かい気持ちで、
「私も負担でしんどいの。」
「食器洗いが嫌だったら、
部屋の掃除でも良いけど。」
と伝えてみましょう。
この繰り返しで、
相手に寄り添うように
温かさを持って話し合えば
お互いにとってより良い環境を
一緒に作っていけます。
もしかしたら話し合いの結果は、
当初自分が希望していた食器洗いでは
ないかもしれません。
一番スムーズなのは、
自分の得意なことをして、
苦手なものは人に任せる。
私は自分の好きなものを
食べたいので食事を作ります。
夫は、自分のタイミングでできる
食器洗いや洗濯物たたみをしています。
<1回で伝わらなくても>
ときには、スムーズに話しが進まないことや
1回で伝わらないこともあります。
でも、そこであきらめなくて良いのです。
忙しかったり、気分が悪いときは
何か頼まれてもやる気になれませんが、
時間があったり、気分が良いときは
やってあげたくなります。
別なタイミングで言ったら、
良い返事が返ってくるかもしれません。
何度か伝えることで、
そこまで思っているんだと
相手に伝わります。
自分だけが抱え込んでも
問題解決しません。
話し合いは問題解決につながります。
江崎グリコの調査でも
「十分な会話量が
夫婦時間の満足につながる」
という結果がありました。
夫婦で一緒に
よりよい環境を作っていくために
話し合ってみませんか。
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