前回のブログで、
どんなときでも自分が断わらずに引き受ければ、
すべての人が助かるとは限らない。

状況を見て、「断わる」「断わらない」の
判断をすることが大事という話を書きました。

 

とはいえ、「断わる」ことに
後ろめたさを感じる人も
いるかもしれません。

それはどうしたら良いの?
というテーマで今回は書きますね。

 

前回の例で言うと、
「手伝って」と同僚に言われたのに
「手伝えない」なんて相手に悪い。

手伝わずに帰ることに罪悪感がある。

冷たい人と思われそう。

頭では、無理するのは良くないと
思いつつ、気持ちは助けてあげたい。
冷たい人と思われたくない。

頭と心がねじれているときは、
気持ち良く行動できませんし、
その後の結果に納得できません。

どちらを選んでもモヤモヤします。

 

頭で考えていることと
気持ちを合わせるには
どうしたら良いでしょうか?

 

シンプルに考えましょう。

気持ちは助けてあげたい。

 

まずは、そう思っていることを伝えましょう。

「手伝ってあげたいと思っているの。」

「力を貸してあげたいのよ。」

この言葉で、あなたの気持ちは
相手に伝わります。

あなたを冷たいとは思わないでしょう。

これで、頭と心のねじれが解けた人は、
「でも、今日は私も余裕がなくて、
手伝えないわ。」
と伝えましょう。

 

いやいや、そうは言っても・・・と
まだねじれの解けない人は、
もう少し、自分が無理せずに
できることを考えてみましょう。

 

「私は手伝えないけれど、
私から○○さんに頼んでみようか?」

「私も今週は忙しくて余裕ないんだけど、
来週は落ち着きそうだから、
一緒に美味しいもの食べに行こう!」

「今日は手伝えないけれど、
余裕があるときは手伝うから!」

きっと、これ以外にも相手が喜ぶことが
あるでしょう。

元気のでる言葉かもしれませんし、
仕事がスムーズに進む具体的な提案かも
しれません。

 
ここまで考えたらどうですか?

頭と心もねじれは、
だいぶ解けるのではないでしょうか?

 

もし、これでもまだ後ろめたさを
感じるときは、
「仕事が全部終わるまでは無理だけど、
30分だけ手伝うわ。」
と、すべてを手伝うのではなく、
一部分だけ手伝う提案をしてみましょう。

 

それでも相手は喜んでくれます。

 

相手の要望は「手伝って」ですが、
それ以外にもあなたにできることは
あるはずです。

 

忘れずにいてほしいのは、
あなたが無理をすると、
周りの人のリスクも高まること。

 

体調が不良で突然、数日休んだり、
仕事でミスやトラブルを起こしたら、
周りの人は困るのです。

 

あなたも無理をせず、
相手も喜ぶことがあれば、
後ろめたさはなくなります。

 

自分が相手にできることを、
考えてみて下さいね(*^_^*)

 

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