私たち人間関係で苦労しますね！
今回は、思いっきり意見が違うとき、
誰かと衝突してしまったときの
解決方法について、
コンフリクトの３つの種類
という切り口からお伝えしますね。
コンフリクトとは？
意見が合わずに
会話が行き詰ってしまう時、
どのような解決方法があるでしょう？
意見や考え方が違う人同士の
それぞれの主張が衝突すること、
これをコンフリクトと言います。
コンフリクトには、
３つの種類があり、
それによって解決方法が違います。
３つのコンフリクトと解決法
１．タスクのコンフリクト
タスクは、取り組むことの
内容、手順などのことを言います。
そういう違いならば、
客観的な情報や指示を得れば、
解決しますよね？
同僚と仕事の進め方でもめたなら、
上司に判断してもらえばいいのです。
レポートの表紙の色をＡさんは青、
Ｂさんは赤がいいと言っている場合、
上司に決めてもらえば解決！
ただ、本当にタスクだけの問題でしょうか？
残念ながら多くのコンフリクトは、
タスクの問題ではなかったりします！
では、他に何があるでしょう？
２．人間関係のコンフリクト
これは、性格、好み、習慣の違い
から発生する問題。
表紙の色でもめている
ＡさんとＢさんに、
先輩から
「部長に決めてもらえば？」
という提案を受けて、
２人は、「どうしよう？」と、
さらに悩みます。
ここで躊躇する理由が、
誰かに決めてもらいたいのではなく、
自分の好みで決めたいからだとしたら？
でも、その好みが一致しないので
困っているなら人間関係の問題！
こういうコンフリクトは、
人間関係が良好であれば、
譲り合う心が動くので、
早く解決しやすいものです。
このコンフリクトを解決する
近道はありませんが、
お互いの好みや趣味に興味を持ち、
共通点を見つけることで、
解決に向かうことができます。
赤と青はだめだけど、
緑なら２人とも納得できると
分かれば前に進めます。
人間関係を甘く見ると、
仕事にも支障がでるので、
ぜひ日ごろから温めておきましょうね！
３．価値観のコンフリクト
これが一番深く根付いた部分での
コンフリクトなので、解決が一番困難です。
でも、話し合うことで
解決に向かうことが可能です。
ＡさんとＢさんの場合、
先輩の提案に対して
Ａさんは
「そうですね、部長に聞きましょう」
と言うのに、
Ｂさんは
「いいえ！私たちで決めなくちゃ！」
と言ったとします。
これは一見タスクの問題に見えても、
実は価値観のコンフリクトかも！
人は様々な価値観を持っていますね。
「上司に頼ってはいけない！」
VS
「分からないことは上司に聞く！」
「自分の仕事は自分で決める！」
VS
「別に誰が決めてもいい！」
このような価値観の違いは、
お互いを責めずに、率直に
話し合わないと解決しませんね。
毎日の仕事や家のこと、
毎回衝突していたらストレスですよね！
どうしても納得いかない時は、
どのレベルで衝突しているのか、
ちょっと冷静に考えてみることをお勧めします。
